ーご挨拶ー
私は30年近く裁判所書記官および裁判所事務官として勤務してきました。
裁判所は、何かしら問題を抱えた方々が多く訪れる役所です。
窓口での手続相談では中立性に配慮し、「あなたは必ず裁判に勝つ(負ける)」などといった無用な誤解を与える説明は避けなければいけません。
また、裁判所は大きな信頼の下に人権の最後の砦(とりで)として広く認識されていることからも、手続相談の段階で「門前払いを受けてしまった」との印象を持たれてはいけません。当事者応対では、来所の方々の声に真摯に耳を傾ける必要がありました。
行政書士として転身した現在、裁判所勤務で培った人と接する姿勢はそのままに、より一層ご依頼者の方々に寄り添った各種のお手伝いができるものと考えております。